businessman holding name card, isolated on white.

あなたは大丈夫!?名刺交換と握手のマナー


おさえておきたい名刺交換と握手のマナー

初対面の人にすかさず名刺を渡すのは、日本独自の習慣です。日本独特の渡し方のある名刺の取り扱いにも、基本的な世界共通のマナーがあります。

・名前に手が触れないように、文字の書かれていない所を持つ。
・名刺を汚したり破いたりしない。汚れた名刺は渡さない。
・名刺の受け渡しは胸の高さで行う。

胸の高さで受け渡しをするのには意味があります。それは相手を敬う心を表すためです。

神仏にお供え物をする時は人間の息のかからない高さで献上する歴史があります。この敬いの作法と同じで、プロトコールでも相手を敬う気持ちから名刺は胸以上の高さで受け渡しするとされました。また、日本では、「紙は神、姓名は生命」を意味することから、名刺は神聖なもの、相手自身という考えから大切に扱い胸から下には下げません。

名刺をいただくことはその人自身を頂戴することなので、丁寧に両手で受け取ります。では「名刺交換」はどのように行えばよいのでしょうか?一般的な場合です。

 

・交換する相手に歩みより、好感のもてる明るく良い表情を作る。
・自分の名前を名乗る。
・名刺交換をする。(自分の名刺は取り回し、相手が読める向きにする)
・相手の名前の読み方を確認したり、お会い出来たお礼などを述べる。

会社名や自分の名前を言いながら、名刺を差し出す人がほとんどですが、これは失礼で非常に見苦しいです。名前を言ってから名刺を渡す、一回一動作が基本です。

 

また、名刺をずっと机の上に並べて名前を確認しながら話していることがありますが、国際ビジネスの場では、記憶力が悪いと誤解されることがあります。相手が名刺を名刺入れにしまったり、海外の人を交えた時は、出しっぱなしにせず自分の名刺入れにしまうのが無難です。
一方、握手の順番は原則として、次のとおりです。

・女性から男性へ(プライベートの時)
・上位者から下位者に
・先輩から後輩へ
・既婚者から未婚者へ

必ず相手の目を見て、アイコンタクトをして右手で握手をします。プロトコールでは右上位であることや、左手を不浄の手とする考えの国もあるからです。

握手した手を振る回数や握る強さは、相手との関係にもよりますが、初対面の場合は、軽く一、二回上下に振るのがよいでしょう。

知っておきたいパーティーでの振る舞い

異業種交流会などでは、ブッフェスタイルの立食パーティーが主流です。沢山の人達が集い自由に動き回って気軽に会話を楽しめコミュニケーションを図ることが出来ます。

スケジュールの合間をぬって好きな時間に参加し、料理も自分で取るセルフサービスなので気軽です。便利で気軽な方式なため、気を引き締めておかないとマナー違反になりがちです。

 

立食のルールの基本は品良く振る舞うことと、人の迷惑にならないようにすることです。
パーティーは大人の社交場、交流関係を広げることこそ本来の意義があります。食事をしてお腹を満たす場ではありません。立食パーティーでスマートに振る舞うためには空腹でいかないことです。

 

お腹を満たせてから参加し、料理には一切手をつけないくらいの気持ちで参加していただきたいです。仕事帰りのパーティーになると、乾杯の後に料理を取ろうとして、我先にと獲物に群がるハイエナのようなシーンを目の当たりにすることも多くあります。

 

このようなことは空腹だから起こるのです。それに何よりも立って物を食べるというのはどうも格好よくありません。動物が獲物をつつく姿を想像してしまいます。さらにそれに会話が加わるのですから、とても忙しなく交流をはかるどころではないでしょう。ビジネスであれば食べるのは二の次、積極的な情報交換を心がけ、新しい出会いに向けて多めに名刺も準備しましょう。

立食の場合はお皿とグラスは片手で持つのが基本です。料理は色どりよく盛りつけて、盛り過ぎには注意します。ここは普段からのセンスが問われるところです。料理を取る順番はコース料理と同じで前菜、魚料理、肉料理、デザートと取るのがマナーです。同じ種類の料理をてんこ盛りにしたり、デザートを先に取ったりするのはマナー違反です。

女性と出席するときはレディーファーストで紳士的な振る舞いを忘れないでください。女性と一緒にドアーの前に来たら、サッとドアーを開けて女性を先に通すのがエスコートのマナーです。またエレベーターでも扉を開けておいて女性を先に乗せます。

着席の場合は手のひらを見せる様に椅子を引く、こうしたさりげない気配りが好感度をアップします。いかにも〝やっています。〟では目に付いてしまいますので、あくまでも、さりげなくです。

▼男子たるものマナーを学びたい!という方に