ビル街を歩くビジネスマン

「仕事ができない人」という評価への対策法 2/2


例えばこんなことがありました。あるとき他部署から私の上司宛てに仕事の依頼があり、仕事の内容と締め切りがメールで関係者に送られてきました。もし上司がこの依頼に対処しきれなかった場合、その仕事は私がやることになるだろうと考え、私はその仕事の情報を「気になること」としてメモしておきました。

さて、締切日の当日になりましたが、上司が動く気配はありません。そこで、私は朝一番に上司に聞いてみたのです。

 

女性上司に質問するサラリーマン

 

 「○○課から△△に関する調査依頼があったと思います。その締切日が今日だったと記憶していますが、すでにご対応された後でしょうか?」

上司 「あっ! すっかり忘れてた。申し訳ないけれど対応をお願いしてもいいかな?」

 「はい、大丈夫です(そうだと思ってスケジュールを空けてあります)」

(その日の午後)

上司 「調査結果の送信完了! いやー言ってもらって本当に良かったよ! ありがとう!」

 

もしここで私が上司をフォローしていなかったら……他部署からの催促を受けて私の上司は恥ずかしい思いをし、次に私に「悪いけど今日中にこれやってくれないかな!」と言います。そして「今日中の仕事をいきなり依頼されるなんて……」と私は頭を抱えていたでしょう。

 

頭を抱える女性社員

 

このように、関係者の仕事についても、ある程度自分の管理下に置いておくことで単純にチームから感謝され、信頼も得られます。自分の立場で考えても、忙しそうなときに自然に手を貸してくれたり、自分が忘れていることをさりげなくフォローしてくれたりする人がいたらとてもうれしいですよね。

さて、自分で仕事を管理するためには必要なものがあります。それは他人に振り回されない自分だけの判断軸です。しかし、ときには上司からの指示さえ捨て、自分だけでなく他人の仕事までも管理する、そんな覚悟を持つための軸を手に入れるにはどうしたらいいでしょうか。そこで必要になってくるものは、精神の強さではありません。誰にでも学べるいくつかの技術なのです。

 

▼任される「技術」を学ぶなら…