考えが空回りする

考えが空回りして前に進まない人が、たった60秒で変わる方法


仕事がうまくいかないのでのた打ち回る

なぜうまくいかないのか

何を考えようとしているのかが定まっていないから

なぜ考えが空回りして前に進まないのでしょうか。そもそも、何を考えようとしているのか、どういう答えを出そうとしているのかがあいまいなまま、悩んでいることが多いのです。そもそも、何を考えようとしているのか、目的を1つに絞り込むことが大切です。複数の目的を設定すると、集中力が分散して、思考が空回りするのです。

また、考える手順を知らないために、解決策になかなかたどり着けない人が多いようです。ちょっとした考える手順を知っておくことで、考えが一歩前に進むのです。

あたかもデキる風を装っているサラリーマンが振り返る

うまくいく人の習慣

目的を明確化にしたら、手順を踏まえて考える

テーマ名を簡潔な文章で書くことで、目的を明確にすることができます。たとえば、懇親会の幹事になったとします。目的をテーマ名として、「懇親会の開催通知の作成」としたとします。開催通知を作成するためには、日時、場所、予算などを決めることが必要です。

目的を確認したら、次に必要な情報を収集します。懇親会の参加予定者の希望日、お店などの要望、予算の目安などをヒアリングするといいでしょう。そして、懇親会のお店の候補を列挙し、参加予定者の意見を聞きながら最終的に、日時、場所、予算などを決定します。

仕事がうまくいったよ、うれしいよ

法則①

目的はテーマ名で単純明快に表現する

名は体を表すと言います。テーマ名と目的は本来別のものですが、テーマ名を明確にすることで、目的を簡潔に表現することができます。テーマ名は、目的の代用と考えることができます。

たとえば、テーマ名を「懇親会の開催通知の作成」とした場合、目的は、「懇親会開催のために開催通知を作成する」となります。目的は、「~のために~する」という表現方法を使うのが一般的です。

 

法則②

目的を確認したら「分析─総合─評価─決定」の順番で考える

テーマ名が明確になったら、手順を意識して考えます。その手順とは、「分析─総合─評価─決定」です。この一連の手順を、SEP(システム・エンジニアリング・プロセス)といいます。

「取引先A社への商品提案書の作成」のテーマで考えてみましょう。テーマ名が決まったら、まず「分析」します。分析とは、情報収集と収集した情報を使った解決策のヒント探しです。わざわざ収集しなくても、すでに存在する情報や、すでに頭の中に入っている情報を使ってもかまいません。取引先A社の潜在ニーズの想定、販売したい商品情報の収集など、分析で情報を揃えます。

次に「総合」です。総合(generalization)とは、総合的に解決策を考えるという意味で、具体的には「代替案を考える」ことです。代替案とは、解決策の候補です。分析に基づいて、どのような商品を提案するか、2~3案の代替案を考えます。

代替案を考えたら、次に代替案を「評価」します。どの案が最も相応しいかを評価します。代替案は、レベルアップのために修正してもかまいません。そして、最終的に最も優れた案を選んで「決定」します

電話でクレーム対応するOL

活用例

クレーム対策を「分析─総合─評価─決定」で考える

営業のクレーム対策で考えてみましょう。テーマ名を「商品破損によるクレーム対策」とします。「分析─総合─評価─決定」で考えてみましょう。まず「分析」で、どのような破損状況なのかを確認します。原因として、当初からの破損か、配送時の破損か、顧客側の取扱によるものなのか、発生場所や原因想定をします。

次に「総合」として、クレーム対策の代替案を考えます。クレームの原因を除去する対策を複数考えます。そして「評価」として、最も安価で効果が高い対策を選んで「決定」します。なお、並行して当面の対策として、商品交換に応じることは必要でしょう。

優れた解決策を出しなさいと言われても、すぐに出せるものではありません。代替案を考えてから、優れた案を絞り込むことで、考えが一歩前に進むのです。

 

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